キャッシングで株式投資の危険

キャッシングで株式投資の危険

 株式会社の株価というのは日々変動していくものである。株価が低いときに株を買って、企業価値の上昇とともに株価がつり上がった時に売り払えば、その差額を利益として得ることができる。ところが、すぐ目の前に急成長間違いなしの株式会社の株があるのに、まとまった株を買うお金が手元にない場合がある。
 このとき、株式購入資金をキャッシングによって得ることが、いわば博打と同様であることを十分に借主は認識しておくべきだ。
 キャッシングといっても、その実質は金融機関からの借金であり、必ず弁済期はおとずれる。キャッシングで株を買う人としては、必ず株価が上昇すると見込んでいるのであろう。しかし、秘密の粉飾決済によって急成長しているかのように企業が嘘をついていたら、あるいは代表取締役が出来心で犯罪に手を染めたら、そんな予期せぬ事態で株価はあっという間に下落してしまう。そして、手元に残るのは1銭にもならない株式と、キャッシングで負担した多額の借金だけである。
 こうなることのリスクをよく検討したうえで、キャッシングを行うべきだ。